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宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の公演チケットは、入手が難しいと言われる。どうすれば手に入るのか。調べてみると、チケットの流通を巡る不透明な実態が浮かび上がってきた。 【図】一目でわかる…宝塚歌劇のチケット販売の流れはこうなっている
「頼らざるを得ない部分が」
「手に入らない」「入手困難」――。SNSには、宝塚歌劇の人気トップスターの公演チケットを求めて嘆くファンの声が相次いでいる。
長年の宝塚ファンで何度も観劇しているという女性に実情を尋ねると、「チケットは私設ファンクラブを通じて買うことが多い」と答えた。
私設ファンクラブ(ファン会)は、劇団員を私的に応援する非公式の団体で、一定以上の人気がある劇団員ごとに結成され、劇団員と直接交流できる会を開くなどしている。
ファン会を通じてチケットを買うというのは、どういう意味なのか。
宝塚歌劇のチケットは宝塚大劇場(2550席)で定価1枚3500円~1万2500円(税込み)。歌劇団の親会社、阪急電鉄が販売業務を担い、公式ファンクラブ「宝塚友の会」の先行販売や一般販売で購入できる。他に、劇団員を経由した団体購入という形でファン会がチケット流通の一端を担う独特のルートがある。ファンの女性が話すのは、この入手法のことだ。
阪急電鉄は、各販売ルートへのチケット分配割合は明らかにしていないが、ファンの中には「友の会や一般販売ではなかなか入手できず、ファン会に頼らざるを得ない部分がある」とする声がある。一般販売ルートでは完売状態の公演でも、ファン会から券を購入できることがあるという。
「1口500円から」
取材を進める中で、さらに気になる言葉を耳にした。
「(ファン会経由で)チケットをお願いする時は、お花代を払う」
複数のファン会関係者によると、一部のファン会では、定価以外に「お花代」「サポート代」などと呼ばれる金額も受け取って、購入希望者にチケットを譲り渡している。「1口500円から」などと提示があり、払うかどうかは任意だとされるが、慣例だと受け止めている購入希望者もおり、1枚あたり数百円から数千円程度を負担する。ファン会によっては、運営側からチケットを受け取った会員が、他の購入希望者に分配する時にも、お花代などをやり取りするという。
定価との差額分は、事務用品代や印刷代などのファン会運営費や劇団員への差し入れ代などに充てられるというが、購入者に対して使途は明確には示されていない。「劇団員への寄付のような認識だ」という声もあるが、ファン会を通じて購入しているファンの一人は「チケットが手に入ると考えてお花代を払う人は少なくないと思う」と話す。
数年前までファン会の運営に関わっていた関係者は「お花代を受け取っていた」と説明。現在、ファン会を運営している別の女性らは「取材には応じられない」と答えるにとどまった。
識者「不正転売否定できず」
興行主の同意なく定価を上回る金額でチケットを譲り渡す行為は、2019年施行のチケット不正転売禁止法で禁じられ、宝塚歌劇のチケットも対象になる。同法に詳しい東條岳弁護士は、お花代などの受け取りが、「実質的にチケットの価格に上乗せをして販売されていると判断されれば、不正転売に該当する可能性は否定できない」とする。
歌劇団側は9、10月の宝塚大劇場公演から、ファン会ルートの販売方法を見直した。これまでトップスターのファン会が取りまとめ、他のファン会に分配していたが、行き渡る枚数が不確定で券が余ることもあったため、各ファン会代表者らが希望枚数を申し込める形に変更した。しかし、ファン会から個人に譲り渡す行為への対策は講じられていない。
阪急電鉄は、ファン会がチケットのやり取りでお花代などを受け取っている実態を把握しているか尋ねた読売新聞の取材に、「当社が(団体購入の形で)チケットを納品した後の取り扱い方について、制約を課したり、内容をすべて把握したりしているわけではない」と回答。ファン会による分配行為に積極的には関与しない姿勢を示す。法に抵触する恐れについては、「判断を行う立場ではない。個別のケースについての回答は控える」とする。
宝塚歌劇に詳しいコラムニストの桧山珠美さんは、お花代を払った経験があり、「チケットをファン会に頼れば、お花代などを払うことになり、釈然としなくてもそのシステムに巻き込まれてしまう。歌劇団側が知らぬ存ぜぬでいいのだろうか」と疑問を投げかける。「歌劇文化のすそ野を広げていくには、歌劇団側が閉鎖的なチケットの扱いを改めるよう促し、見たい人がきちんと見ることができる販売方法を整理するべきだ」と語る。
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